悪い情報ほど早く連絡すべき
「悪い情報ほど早く連絡すべきである」
これは、報連相の重要な基本です。しかし、実行となると、一般社員だけでなく、あなたの上司にも、経営幹部にとっても、容易なことではありません。
報連相で大切な「正直な報告」と「悪い情報ほど早く報連相」。この2つは、非常に大切なことですが、「言うは易く、行うは難し」です。
自分が、悪い事態を引き起こした場合には、「自分の責任で解決してから」、「何とか事態を少し改善してから」という気持ちになります。叱られたくないというのは自然な気持ちです。しかし、仕事は組織でするものです。その悪い事態は、あなたの問題であると同時に上司の問題です。
悪い情報を知らせると、「なんで、そんなことになったんだ」とか、「これくらいのことは、自分で解決せよ」と叱られるかもしれません。上司も人間です。悪い情報は聞きたいが反面、聞きたくないものです。事態を冷静に受け止めてくれる上司はむしろ少ないかもしれません。
それでも、叱られるのは覚悟の上でいち早く知らせてください。名前と形は、報告でも、連絡でも、相談でも何でもよいのです。思い切って速報してください。
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